一般に”音”というものは、物の響きや人や鳥獣の声、物体の振動が空気などの振動として伝るものをいいます。

その空気の振動は集音器である耳介を通って、耳穴に入り、奥にある鼓膜で受けられ、耳小骨で増幅されます。
そして蝸牛の中で振動は電気信号に変換され、どんな高さ(周波数)かどんな強さか分析し分類され、聴神経に運ばれ、最後に脳が記憶を照合しそれが何の音かを判断します。

最終的に”音”を聞いているのは、”脳”です。耳には絶えずいろんな音が押し寄せます。それでもうるさく感じないのは、脳が必要な音だけを選り分け、他をカットしているからです。